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サクラや業者より怖い!マッチングアプリの詐欺の手口

教えて君
友達もマッチングアプリで出会ったって言ってるんだけど、やっぱりなんか怖いんだよなぁ・・・

最近マッチングアプリで、出会ったり結婚したりする人が爆増していますが、その一方、まだマッチングアプリ自体を不気味に感じている方もいるのではないでしょうか。

ちゃんと出会えるかどうかが不安というのもあるでしょうし、

サクラがいるんじゃないか。なんか悪い業者もいるんじゃないか。

はたまた、もっと高額なお金をだまし取られるんじゃないか。

など。

実は、これらの不安のすべてが起こり得ます。

出会えないこともあるし、サクラもいるし、業者もいる。

でもそれらに引っかかっても、被害額は知れています。

もちろん費やした時間や想いは非常に大きいでしょう。

しかしそれよりも厄介なのが、お金も時間も想いも根こそぎ奪われる詐欺です。

陸先生
この記事では「サクラや業者より怖い!マッチングアプリの詐欺の手口」と題して徹底解説していきます。

マッチングアプリの詐欺の実態


教えてちゃん
詐欺?サクラがいるとは聞くけど、詐欺もあるの?

はい。実は、相手の恋愛感情を悪用した詐欺があります。

これをロマンス詐欺と言います。

驚くは、その被害金額。

以下はアメリカのデータですが、

ココがポイント

実際、米国連邦取引委員会 (FTC) が発表したロマンス詐欺に関する報告書によると、2021年だけで推定5億4700万米ドルもの金額がオンラインデートの詐欺によって失われており、前年と比べて80%も増加しています。さらに、マッチングサイトへの登録者数が増えるにつれて、この数字は急増していくと予想されます。(出典:ネット恋愛に潜むロマンス詐欺の注意点 ExpressVPN様)


日本円にしてなんと700億円もの金額が、このロマンス詐欺で奪われています。

マッチングアプリに登録している人は当然みんな出会いを求めています。

だから、見た目もプロフィールも非常に魅力的な人から「あなたに興味がある」と言われてしまうと、つい「チャンス来た!?」と、心が動いてしまいます。

さらに誰にでも同じ文面を送っているようなサクラと違って、相手は詐欺師です。

メッセージの内容もタイミングも練りに練られています。

その結果、何百万・何千万という単位でお金を奪われてしまうのです。

花蓮先生
決して他人事だと思わないでください。あなたがターゲットになることも全然あり得ます。

ロマンス詐欺の手口


ロマンス詐欺の対策方法を知る前に、まず詐欺師の手口を理解しておきましょう。

絶対にリアルで会おうとしない

ロマンス詐欺の詐欺師は、リアルで会おうとしません。

こちらがいくら誘ってものらりくらりと交わされ、写真とメッセージのやり取りだけになります。

これには理由が3つあります。

・プロフィールの写真が別人を使っている

・会って足がつきたくない

・親交を深める理由が無い

彼ら(または彼女ら)は、あなたのお金だけが目的です。

ムダなリスクを負わず、オンライン上のやり取りだけでお金を奪い取りたいと考えています。

なので、決して会おうとしません。

陸先生
中には、会って信じさせてから騙す詐欺師もいるので、会えたから安心は危険です。そのほかの怪しいポイントも見逃さないようにしましょう。

プロフィールが完璧すぎる

マッチングアプリの成否の大きなポイントを占めるのがプロフィール。

これは、写真もプロフィール文もどちらも含まれます。

詐欺師も当然、最もここに力を入れています。
イケメン・美女・高収入・親近感を与える考え方・おしゃれな趣味・・・

特に、ビジュアルが良すぎる写真を1枚だけ用意している人物は疑ってかかりましょう。

なぜ1枚だけの写真かというと自分の写真でないため、その1枚しか用意できないことが多いからです。

怪しいと思ったら、googleの画像検索をかけてみて下さい。

展開が非常に早い

最初に、詐欺師はリアルで会おうとしないと言いましたが、「早く会いたい」と言ってくることはあります。

もちろん実際に会う気は彼らにありません。

恋人になりたい。結婚したい。など、会ってもいないうちからどんどん展開を進めてきます。

この効果は、あなたに幸せな未来を見せること。

こんなに自分を想ってくれる人と一緒にいたら幸せだろうなと感じさせること。

展開が早すぎるなと思ったら、「とりあえず一度会いましょう」とクールダウンさせるのが大切です。

メッセージになんとなく違和感がある

一人一人に狙いを定める詐欺師とは別に、数多くのターゲットに一斉に罠を仕掛ける詐欺師もいます。

オンライン上なので、何人と同時にやりとりしてもばれませんからね。

そういう場合、一人一人にメッセージを作成するのは詐欺師からすると効率が悪い。

9割同じ文面で、相手の名前だけ変更したりします。

その場合、相手の回答になんらかのずれを感じることがあるかもしれません。
質問したことにちゃんと答えてくれていないような。

このメッセージの違和感だけで詐欺師と判断はできませんが、その他の要素も見て怪しそうだなと思ったらさっさと離れましょう。

 

ロマンス詐欺の対策方法

さて次は、ロマンス詐欺をしかけられたときの対策方法です。

大事なのはただ一つ。

相手が本当に魅力的な人なのか、それとも、お金を目当てに寄ってきているだけなのかを判断することです。

以下の2パターンの人は、高確率で危険です。

すぐ会おうとか、マッチングアプリ外での連絡を求めてくる

「アプリのメッセージのやりとりは〇〇だから、LINEで話そうよ」

と、彼らは、なんらかの理由をつけて他のアプリに誘導してきます。

普通の利用者もマッチングアプリ外での連絡を求めてきますが、詐欺師はとにかく展開が早い。

これには理由があって、そのマッチングアプリの運営に目を付けられたくないからです。

展開が急すぎると感じたら危険信号です。

お金をねだられたら、99.999%アウト

こっちはシンプル。

仲良くなってきた段階や、すでにあなたが相手に好意を持ってると感じられたら、いよいよお金の話が飛び出してきます。

「事業でお金が必要」

「家族が病気で(けがで)お金が必要」

「一刻も早くお金が必要」

お金の話が出てきたら一発アウト。

オンライン上の関係のあなたに、お金をねだってくる状況が普通ありえません。(詐欺師は色々理由をつけて、あなたにしか頼めないと言ってきます)

今は、そんなものにひっかかるわけないと思っていると思いますが、実際に恋愛感情を抱いている状態で「君しかいない」と言われると揺れ動いてしまいます。

あらためて肝に銘じておいてください。

通常、マッチングアプリで出会っただけのあなたに、お金をねだってくることはありえません。

今あなたが直面しているのは、犯罪です。

花蓮先生
こいつ怪しいなと思ったら、ブロックしてそのアプリの運営に報告。これで犯罪を未然に防げます。

(まとめ)サクラや業者より怖い!マッチングアプリの詐欺の手口

この記事では、「サクラや業者より怖い!マッチングアプリの詐欺の手口」と題して、ロマンス詐欺について解説してきました。

このロマンス詐欺、オンライン上でほとんどすべて完結するだけに、犯人を捕まえるのは非常に難しいと言われています。

ロマンス詐欺だけではないですが、「騙す気はなかった。返すつもりだった」と言われてしまうと、詐欺罪にあたらないからです。

詐欺や業者の手口について具体的に知りたい方は、当サイトの他記事を読んでみてください。

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ぶんぶん【30代前半・介護職】

マッチングアプリの利用経験が豊富で、ペアーズ、Omiai、with等の有名マッチングアプリの他、マイナーなマッチングアプリの利用経験もあります。

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